第四章:見積もり前の予備知識-1

独自ドメインは必要ですか?

結論から言いますと、個人や趣味のグループではなくて、収益を挙げようと思っている商用利用のサイトの場合、独自ドメインは必要だと思います。無ければ運用ができないという意味ではなくて、あった方がいい事があるという意味です。そもそもドメインって何でしょう?

 ドメインとは、WEBサイトの、「http://」以降の文字の部分のことを指します。 ドメインは、正しくは、Domain Name Systemといいます。いわば、ネット上の住所だと思ってください。広いインターネットの海の中で、自分のWEBサイトの所在を表すために記すものだからです。

 ドメインとは、WEBサイトの、「http://」以降の文字の部分のこと。独自ドメインとは世界に一つしかない唯一無二のドメインの事です。

様々なサイトのアドレス(URL)をみてみましょう。

独自ドメイン型

https://toyota.jp

独自ドメイン型

https://www.cocacola.co.jp/

独自ドメイン型

http://www.ndl.go.jp

サブディレクトリ型

https://twitter.com/taniweb

一番右側のアドレス(URL)のみ、他のタイプと異なっているのが、お分かりになるでしょうか? これだけ、独自ドメイン型ではなく、他社が運営するサイト(ここではtwitter.com)
のサブディレクトリになっています。

このように、どこかしらの会社が運営するWEBサービスや、ブログのプラットフォームなどを利用する際に付随されるユーザー専用のURLは、そのサイトのアドレスの下層にあるのが一般的です。 これをサブディレクトリといいます。

対して、国立国会図書館のWEBサイトや、コカコーラ社、トヨタなどのアドレス(URL)を独自ドメインといいます。

独自ドメインとサブディレクトリ型の違い

独自ドメイン

メリット

  • 自分で運用できるため、突然閉鎖されるなどのリスクがない
  • 検索上位に表示される記事数に制限がない
  • 掲載するコンテンツの内容に制限がない

デメリット

  • 維持費がかかる
  • 取得や管理の手間がかかる

サブディレクトリ型

メリット

  • 取得の手間がいらない
  • 費用がかからない
  • 運用を他社に任せることができる

デメリット

  • 掲載するコンテンツの内容に制限がある
  • 突然、アカウントを閉鎖されたり、サービスが中止になるというリスクがある
  • 検索上位に表示される記事数に制限があるため、Google対策の難易度が上がる

どんなドメインを取得すれば良いのか?

独自ドメインを取得しようと思ったとき、どんなドメインを取れば良いのでしょうか? できるだけサイトの内容と関連性のあるものを選びたいですよね、そのための予備知識として、ドメインの構成がどうなって知りましょう。

ドメインの構成

国立国会図書館(http://www.ndl.go.jp)のURLを眺めると、色々な文字がピリオドで区切られていて、いくつか並んでいますね。実は、この文字の並びや種類にはそれぞれ、ちゃんと意味や区分があるんです。国立国会図書館の場合を例に、構成をみてみましょう。 

トップレベルドメインの登録には条件つきのものがあります

トップレベルドメインには、登録に条件があったり、取得料金にも違いがあります。また、ドメインの安全性にも差がついていますので、展開するサービス内容などと合わせて、慎重に選ぶ必要があります。

例えば、「.jp」は日本に住所があることが条件とされていて、「go.jp」は政府の機関、「co.jp」は日本国内の企業、「or.jp」は企業以外の法人である必要があります。

ドメイン名の種類(JPNIC) https://www.nic.ad.jp/ja/dom/types.html

 

トップレベルドメインの危険度も知っておきましょう

マカフィーのサイトによれば、Webドメインの中で、「.com」と「.info」が最も高リスクであり、また、最も危険な国別ドメインはベトナム(.vn)
であるそうです。

世界で最もリスクの高いWebドメイン(マカフィー)
https://www.mcafee.com/japan/home/security/news/008.html

 

どんなドメインを選んでも、一番大事なものは中身

独自ドメインは、商用利用には必要なものです。価格が高ければSEO対策に有利に働くわけでも、Google検索で上位に来るわけではありません。ある程度内容に沿ったドメインを選び、内容を充実させていけば、ドメインの評価は必ずアップしていくはずです。

 

 

 

次は、 無料のブログサービスと自分で持つホームページの違い です。


この記事は、2014年12月までサイトで公開していた「制作リファレンス」という記事を再考し、新しい情報を加筆して掲載し直したものです。