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Photoshopのマッチフォント機能の使い方。似たフォントを探し、さらにインストールする方法

Photoshopのマッチフォント機能 はご存知ですか?

雑誌の広告や、宣伝用のバナー画像などを見て、このフォントは何だろう?って思うことがあると思います。現代の広告ならよいですが、かなり前のものになると手書きで制作されていることも多く、似たようなフォントを探すのに苦労することがありますよね・・・

しかも、時間をかけて探し当てたのに、商用で使えないライセンスでがっかり〜することも多いです。

そんな時、Photoshopでフォントを探せて、さらに、見つかったフォントをインストールすることができるってご存知ですか?新しい機能なので、意外と知られていませんが、便利ですので、ぜひ活用してみてください〜

※AdobePhotoshopCCとAdobeCreativeCloudの利用を前提としています。別途Adobeとの契約が必要です。インストールすることができるフォントはTypekit対応のものになります。

たとえば、上のような広告資料があるとします。およそ1950年代のラッキーストライクの広告です。

全く同じフォントが手に入る可能性は低そうですよね、似たような書体のフォントで代用しようと思います。

なので、さっそく、Photoshopで探してみましょう!

【使用している広告資料】
ニューヨーク公立図書館デジタルコレクション
Model Dorothy McDavid in advertisement for Lucky Strike cigarettes/1950 – 1959/パブリックライセンス
https://digitalcollections.nypl.org/items/48a9d030-81db-0135-f58a-433994999b6e

Photoshopのマッチフォント機能を利用する

Photoshopに画像を取り込んだら、メニューから「書式」「マッチフォント」へと進んでください。

画像の上に「エリアを選択するボックス」が現れるので、探したい書体の文字を、その選択ボックスで囲みましょう。

Photoshopのマッチフォント機能が、自動的にフォントを探し始めます。

似たようなフォントを見つけてくれました!!!

欲しいフォントは見つかりましたでしょうか?

Typekitのフォントをインストールしよう

さらに、広告の下の方にある書体についても、探してみると、コズミック系のフォントをたくさん探してくれました。

この中の一つを、Photoshopにインストールしたいと思います。

『Typekitで使用可能なフォント』のリストの左側に、クラウドのアイコンが表示されていると思いますが、フォントをインストールする時は、このクラウドのアイコンをクリックしてください。

クリックすると、同期が始まります〜

Typekitのフォントが同期されました

同期が終わると、ダイアログボックスにメッセージが来ます。

また、Adobe Application Managerでも確認ができます。

Typekitのサイトでも確認できます。

同期を解除したい時は、解除ボタンをクリックしてください。

Photoshopでちゃんと使えるか、確認しよう!

Photoshopで、データを開き(なんでもいいです)何か文字を打ったら、そのフォントを先程インストールした『Classic Comic』に変更してみましょう。

フォントの一覧の中に、『Classic Comic』が存在することを確認しました! ミッション完了ですね!

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