![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_c386e3a6e6101a24f9382e5b98edc8fd-2-1024x437.webp)
文字を、ゴールド調に見せるためのPhotoshopレシピをご紹介します。
Photoshop上に書いたオレンジ色の文字を、ゴールド調に加工したいと思います。手順だけを掲載します、同じ環境ならこの通りに再現すればできますので、参考にしてください。
ドキュメントの新規作成
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_4382d359dd5cb2201432a57d2f77b370-1024x678.webp)
ドキュメントを新規作成してください。今回のドキュメントは以下の通りに作成しました。画像ではアートボードが有効になっていませんが、実際はアートボードで作っています。
サイズ / 1600×580px / 解像度72dpi / RGBカラー / 8bit / カンバスは白 / カラープロファイルはsRGBです。
テキストツールで文字を配置
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_b1a745f7dca2fb76aa7cf149a3958f37-1024x460.webp)
テキストツールで文字を打ち込みます。
清和堂明朝 /184pt 色は#e1c34a です。
レイヤー効果「べベルとエンボス」
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_d5f08145920810c1e3c1d2d225ad49cc-1024x922.webp)
先程書いたテキストにレイヤー効果をかけていきます。
レイヤースタイルでべベルとエンボスにチェックを入れて、上の画面を参考に設定してください。
スタイルは「エンボスの境界線を描く」テクニックは「なめらかに」深さ「1000%」方向は「上へ」サイズ「4px」ソフト「1px」です。
光沢輪郭の部分のプリセットは「輪郭エディター」を参考に。
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_7f102c3109666b95910f8f984c226a10.png-1024x509.jpeg)
陰影の部分
角度は「120度」高度「30度」ハイライト「白 #FFFFFF」シャドウのモードの茶色の数字は、「#996633」です。
レイヤー効果「境界線」
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_7f102c3109666b95910f8f984c226a10.png-1-1024x509.jpeg)
次に、文字に境界線を設定します。サイズは「1」位置は「外側」描画モードは「通常」不透明度は「100%」です。
塗りつぶしタイプは「カラー」で、色は「#996633」にしてください。
レイヤー効果「光彩(内側)」
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_bb970c03a7abc5f7360b5313778935bf.png-2-1024x660.jpeg)
次に、光彩(内側)を設定します。描画モードは「通常」不透明度は「51%」ノイズ「0%」
エレメントのテクニックは「さらにソフトに」を選び、ソースは「エッジ」チョークは「0%」サイズ「7px」にしてください。
画質の設定も、画像を参考にしてください。
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_04e6457d9b8dddbde2d5221989a4a5e6.png-1024x914.jpeg)
文字の内側に光が差したような効果が追加されているのが、おわかりになるでしょうか。
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_3a9eb0a2fb110e8e1da7ff59df25c397.png-1024x422.jpeg)
ここまで設定したレイヤー効果は3つ。文字がすこし立体的になり、表情がでてきました。
あまり派手に加工したくなくて、さりげない感じに仕上げたい時は、この状態で終えてもよいと思います。
今回は、もうすこし立体感と反射感をだすために、さらに後二箇所に設定を追加します。
レイヤー効果「グラデーションオーバーレイ」
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_727d958d3a4c9a9a94c9aee65b599e34.png-1024x841.jpeg)
グラデーションオーバーレイをかけます。
描画モードは「乗算」不透明度は「29%」グラデーションのスタイルは「線形」シェイプ内で作成にチェックを入れて、角度を90度にしてください。
グラデーションの設定は、ベタ塗り、滑らかさ100%、色の移り変わりは、左から以下の番号で設定しました。(7箇所)
#a78b03 → #fbebc5 → #fdf5e0 → #fbebc5 → #bea004 → #996600
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_62109435650300aaa5581280686cc8e5.png-1024x349.jpeg)
文字にグラデーションがかかりました。
レイヤー効果「ドロップシャドウ」
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_5291892887ca2c0dbcee31b122975a13.png-1024x783.jpeg)
最後にドロップシャドウを付けます。描画モードは「通常」不透明度は「100%」角度「90度」距離「2px」スプレット「10%」サイズ「16px」
色は、#663300です。
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_3c93a588f7c4b4d65e0248749347c412.png-1024x576.jpeg)
画質の箇所、輪郭部分のプリセットは「linear」です。
レイヤーがドロップシャドウをノックアウトにチェックを入れてください。
完成
![](https://www.taniweb.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/picture_pc_cfec3b5c3162c0acb8203b502929c59d.png-1024x371.jpeg)
これで完成です。文字だけですと、寂しいのでイラストを配置してみました。
【制作環境】MacOS Catalina10.15.6 / AdobePhotoshopはCreative Cloud版2020 【中級者向け】Photoshopの基本操作や用語については解説していませんので、初心者向けではないと思います。