第一章:何のためにホームページを作るのか-2

あなたの目的は何ですか?

前回までに、ホームページを作成して何がしたいのか?どうなりたいのか?WEBでしかできないことをしようと書きました。この次は、まず、自分がなにをするためにホームページを作ろうとしているのか?具体的に洗い出すために、頭の中を整理する必要があります。

とりあえずあればいいはダメ

ホームページの作成依頼を受ける時、「とりあえずあればいい」というリクエストが意外にも多くて、びっくりします。どうして、そういった発想に至ってしまうのか?

「とりあえずあればいい」と思ってしまう、主な理由は以下のようなものが多いのです。

今どき、ホームページくらい持っていないと恥ずかしいから、体裁が悪いからという理由。

ホームページは、作りさえすれば、勝手に集客してくれると勘違いしているから。

どんなデザインにすればいいのかわからないし、どんな機能をつければいいのかもわからないから。

記事は自分でどんどん書けるし、写真もどんどん載せられるし、ブログの宣伝方法も知っているから、サイトがあればいいと思っているから。

自分で、記事がどんどん書けて、写真をアップして、バンバン宣伝できるという方は、心配ありません。しかし、体裁のためや、ホームページが勝手に集客してくれると思い込んでいる方は、もう一度、前節で読んだ内容を思い出してください。ホームページは目的を達成させるためのツールですから、始めの一歩として、何がしたいのかを明確にしなければなりません。

もし、その目的が「商品を宣伝すること」だったとしたら、ただやみくもに、宣伝したい、宣伝したいと思いながら、他社の物まねのようなホームページを作ったとしても・・・それでは意味がありません。ライバルサイトが、すごく戦略的にホームページ制作を進めていたとしたら、どうでしょう?

その自分達の良さに惹かれて集まってきてくれるお客様と、コンテンツを結びつけるのがホームページ

どんなユーザーに、どんな内容のものを、どんな写真を使って、どんなタイミングでアピールするかまで深く考え、メルマガ読者の数値目標を決め、達成期間を決めて取り組もうとしているライバルがいたとしたら、お客様は、すっかりライバルサイトに持って行かれてしまいます。

WEBサイト運営の目的の例
  • 会社やお店の認知度をあげたい
  • お店に足を運んでくれるお客さまに地図を案内したい
  • ブランドイメージを高めたい
  • 商品の紹介をしたい
  • お客様のサポート受付をしたい
  • 通販で商品を販売したい
  • アンケート調査を行いたい、マーケティング調査を行いたい
  • 広告キャンペーンなどを開催するため
  • 寄付金を集めるため、募金活動のため
  • メールでお問い合わせを集めるため
  • 新入社員の採用、クラブ活動の入会者を集めるため
  • WEB会員を集めるため
  • 会員のためのクローズドなサービスを展開したい
  • 製品の評価、口コミを集めたい

どんなユーザーを対象にすれば良いのかが見えて、対象ユーザーのことを想像することができたら、ユーザーが何を求めているのか?を予測することができるから、ユーザーが喜ぶサイト運営でファンを集めることができるからです。予測して、その情報を提供できれば、ユーザーにピッタリのコンテンツをアピールすることができるようになります。どのような情報を得られるのかや、どんなサービスを受けられるのかなど、サイトを利用する目的やメリットをユーザーにわかりやすく伝えられるホームページなら、きっと人気が出ることでしょう。

ライバルとは違う、自分たちならではの良さがあるはずです、その自分達の良さに惹かれて集まってきてくれるお客様と、コンテンツを結びつけるのがホームページの担う役割なのです。

次は、夢やビジョンや目標を紙に書き残しておこう です。目的と目標は違います。最初に思い描く理想や、最終目的を忘れないためにも、紙に書き残しておくのをおすすめします。


この記事は、2014年12月までサイトで公開していた「制作リファレンス」という記事を再考し、新しい情報を加筆して掲載し直したものです。