Contact us
   Blog

Blog

WEBサイトのテーマとコンセプトをどう創るか

WEBサイトのテーマとコンセプトをどう創るか

WEBサイトに限らず、商品やサービスを考える際に「テーマ」「コンセプト」を決めようとなさると思います。なぜなら、そうした方がユーザーに訴求し易いから。

この商品(サービス・人材)を好きだと思ってくれる人達が顧客になる。この図式は永遠に変わらないと思うからです。

ただ、ここでは単なる訴求のしやすさという活用ツール的なものから発展させて、もうすこし深く掘り下げてみたいと思います。

コンセプトとは何か?テーマとはどう違うのか?

結論から云うと、信念(ビジョン)に基づく活動のテーマ(主題や目的)をわかりやすく概念化したものをコンセプトといいます。そして、それらに基づいて会社は活動します。

意識的であれ、無意識であれ、行動や発信は、脳の司令のアウトプットと云えますので、しっかりしたビジョンとテーマを持つことで、行動が変わるというケースもあれば、逆もしかりだと思います。

ビジョンと行動は、相互作用の関係にあるものです。

ユーザーから見えるのは、行動・発信・継続している事だけ。

さらに、会社とユーザーもまた、相互関係にあると云えるでしょう。しかし、どれだけ強い信念や熱い想いがあったとしても、ユーザー(消費者・顧客)の目に想いは映りません。ユーザーから見えるのは、その会社が発信していること、継続していること、行動していることだけです。

更にいえば、ユーザーは四六時中、会社(サービス)をチェックしている筈もなく、見てくれているのは、一部の断片だけ。(アイドルのような自己投影ビジネスは、別)

ユーザーが興味があるのは「自分」だけなので、会社の活動の全容などに関心を寄せてはくれないのです。

それでも愚直に頑張り続けていれば、ユーザーが、行動の裏側にある信念や想いを感じとってくれることがあります。なんとなく伝わるものがあるのかも知れませんね。

しかし、販促や集客を考える時、もうすこし伝える努力をしなければなりません。仕事として取り掛かる以上は、偶然に期待するのではなく、必然を生み出す仕組みを考えましょう。

伝えることが無いのは、買って欲しくないのと同じ。

会社(サービス)の魅力を言葉で伝えるということは、ユーザーが幸せになれるビジョンが明確にある事を、発信するということでもあります。

ユーザーは何も言ってくれなければ、買って欲しくないのだなと思ってしまうのです。

3年・5年・10年後に集客できている会社と、出来ていない会社を引き離すポイントは、「行動したか?発信したか?継続したか?」という単純ことです。(運もあるけど)

自分達が情報発信をしやすくするためにも3年・5年・10年後の会社のビジョンを描きましょう。ビジョンを描くだけでなく、テーマ、コンセプトにまで言語化して落とし込んでおきましょう。

関連記事もお読みください

WEBの企画と制作の流れ

WEB制作は リサーチとデザインと実装。リサーチや企画といった 情報を取り扱う工程。 そして、それを元にデザインする工程。デザインしたものを実装する工程。 中でも企画検討といった部分は上流工程と呼ばれ、独立して扱われることもあります。WEBサイトを作る際の思考法やブランディングのために必要なこと。知っておいて欲しい制作の知識や受発注の心得などをまとめました。

future