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Photoshop#07 写真を水彩調に加工したい

AdobePhotoshopを使って、写真を水彩画っぽくなるように加工したいのだけど、上手くいきませんという方が、結構いらっしゃいます。

そこで今回は、紅葉の写真を元に水彩調の加工をやってみます。
作り方と言っても、そんなに手順はありません。
コツはマスクを丁寧にかけること、ブラシを使い分けることです。

noteで公開しています。

Photoshop#6 感光したようなフイルム撮影の雰囲気を作る補正の仕方。

感光写真はフィルム撮影でしか味わえないものですが、最近はデジカメで撮影し、アプリでそれっぽいフィルターをかけることで、それっぽい雰囲気の画像を演出したりできるようです。

今回は、Photoshopの補正で、その感光写真を再現してみたいと思います。

noteで公開していますので、こちらからどうぞ。

Photoshop#5 室内で撮影した暗めの写真を補正しよう!

iPhoneで撮影した暗い写真をなんとかしたいと思います。雨の日に室内で撮影したので、窓際とはいえ全体的に色味も悪いしくらいです。ケーキもあまり美味しそうじゃないので、補正します。

noteで公開しています〜

Photoshop#04 モデルさんにタカラジェンヌ風メイクアップを!

そのままで十分に可愛らしいモデルさんでありますが、ド派手なメイクをしてタカラジェンヌ風にして差し上げましょう♫

モデルさんはAdobeStockで見つけた「よさこいを踊る女性」という作品をベースにします。

(この作品は今年の1月に制作したものです)

noteで紹介しています〜

Photoshop#03 アイスコーヒーのグラスに水滴をプラスして、もっとCOOOLに!

こんにちは!今年は、外出自粛で一向に夏らしいことが出来ずじまいでした。そうこうしている内に、秋が来てしまいそうな勢いです。

せめて、雰囲気だけでも「SUMMER VACATION」を楽しめるように、ビーチに寝そべって、冷たーいアイスコーヒーを飲んだつもりになれる画像加工のレシピをご紹介します。

準備

アイスコーヒーの写真、背景用の海の写真、水滴の写真を3枚使います。

グラスを切り抜いておく

アイスコーヒーとテーブルを切り抜いておきます。パスを使って切り抜き、マスクをかけておいてください。

さらに、別にアイスコーヒーのグラスだけを切り抜いたパスも作成しておきます。こちらはパスだけを保存しておいて、特に何もしません。

グラスに水滴を付けましょう

水滴の写真を一番上に配置し、ちょうどグラスが入るサイズくらいを切り取って使います。

切り取った水滴の画像の不透明度を77%にして、変形ツールのワープを使って、グラスの形に沿わせるように画像をフィットさせてください。 その後、レイヤーの描画モードを「焼き込みカラー」に設定し、グラスのパスにクリッピングマスクをかけてください。

これで、グラスに水滴が付きました。

背景を設定しよう

海の画像を配置して、すこし明るくするために、トーンカーブをかけておきます。

ぼかしギャラリーでフィールドぼかしを選び、背景の海の画像をぼかしておきます。

ここまでの作業で、レイヤーは上のようになっている筈です。(背景という名前のレイヤーがグラスとテーブルです)

アイスコーヒーのグラスとテーブルのレイヤーをコピーしてぼかし効果をいれます。

アイスコーヒーのグラスとテーブルのレイヤーをコピーしてぼかし効果をいれます。

まず、一番上のグループ1という名前のフォルダ(水滴と背景がはいっている)をコピーして、グループ結合しておきます。

ここでスマートオブジェクトにしなくてもいいの!?という疑問がわくと思いますが、今回はスマートオブジェクトじゃなくて構いません。

画質を落としたくないとかピントを保ちたい要素を配置する時はスマートオブジェクトを選択するべきですが、今回は画像をぼかすためのレイヤーなので、そもそもボケてるものが、拡大縮小されてよりボケることになっても、まあ対した変化じゃないからです。

そのレイヤーに「ぼかしをかけたフィルター」という名前を付けました。この名前を付けたレイヤーが、グループ1のフォルダの下に来るように、順番を変更しておきましょう。

海の背景をぼかしたのと同じ設定で、この「ぼかしをかけたフィルター」という名前を付けたレイヤーにぼかしツールでぼかし効果を入れてください。背景が更にぼかしがかかったと思います。

この時、グラスの飲み口のところをチェックしてください。グループ1の下のレイヤーのぼかし効果が効いて、すこしはみ出していると思います。

「ぼかしをかけたフィルター」という名前のレイヤーのこの部分を消しゴムツールで消しておきましょう。

ここまでで、上のような仕上がりになっていると思います。

最後の仕上げ

最後に全体の露光を調節して、部分的にハイライトを入れます。

今回は、白いハイライトと青いハイライト(グラスの口の部分)にいれました。

これで完成です。

おまけ-Photoshopの非破壊編集

Photoshopの非破壊編集とは?

どれだけ加工しても元に戻せる編集手法、またはそれが可能な技術のことです。Photoshopの真骨頂でもあります。

元の状態を損なうことなく、どんどん加工することができて、尚、画質を落とすこともなく、必要な時は、加工前に戻すことができたり、何度でもやり直しや再編集が可能であることです。

仕事としてデータを作成する時は、「いつでも元に戻すことができる」というのが、本当に作り手にとって大切な保険でもありますし、そもそも元に戻せない作業なんて、ギャンブルに近しいですからね、すごくありがたい機能ではありますが、そのせいで、Photoshopは、データが重いというデメリットもあります。

一長一短ですね。

レタッチ済Photoshopも元の画像の状態に戻せる様子を動画にしました。

【制作環境】MacOS Catalina10.15.6 / AdobePhotoshopはCreative Cloud版2020 【中級者向け】Photoshopの基本操作や用語については解説していませんので、初心者向けではないと思います。

Photoshop#02 紙ふぶきを舞わせてみよう

Photoshopで紙ふぶきが舞う様子を合成します。スタート地点の画像と完成品を見比べてみてください。

工程数がかなりあるので、今回は細かい手順の解釈は控えて、ざっと出来上がるまでの流れをご紹介します。

準備

元データからモデルさんだけを切り抜いておきます。

モデルさんの写真をすこし明るめにするために、トーンカーブで明るさを追加しておいてください。

背景を作ります

背景を作りましょう。今回は青空の画像を配置しました。

空のレイヤーに効果をかけます。グラデーションオーバーレイで虹色っぽいグラデをかけてください。

逆光フィルターをかけます。

同じくフィルターでぼかし(移動)をかけます。

こんな仕上がりになりました。

モデルさんをぼかします

紙ふぶきが動きがありますので、バランスを取るためと臨場感をアップさせるためにモデルさんをぼかします。

モデルさんがレイヤーゼロ(レイヤー0)です。ここにトーンカーブがかかっているmodelというグループがあります。

これをコピーして、グループを結合で1枚のレイヤーにした後、このレイヤーにぼかしをいれます。

ぼかしを入れる時、効果は使いません。ぼかしツールで手作業でぼかしてください。おおきな動きをいれた方がいい場所と、ぼかさなくていい場所がありますので、様子を見ながら絵を描く要領で、ぼかしていきます。

ぼかしをいれた所です。こういう仕上がりになりました。

モデルさんの胸元にすこし水色を足したいと思います。

新しいレイヤーに水色を塗って、モデルさんにクリッピングマスクしてください。

ここまでPhotoshopのレイヤーと仕上がりはこの状態になっているはずです。

(※一番上のdefault @1x/, 200% @2x/ @2x, 300% @3x/ @3xと書いてあるレイヤーは画像の自動書き出し処理のためのものです、作品とは関係ありません)

紙ふぶきをつくります

紙ふぶきを描きましょう。手作業で書きますが、この時画面の右上、左上、右下、左下などのように、場所ごとにグループ分けしておいてください。

グループ分けが細ければ細かい程、後々処理が細かくできるので、面倒ですが頑張ってください。

私は、8箇所に分けました。

紙ふぶきを飛ばします

先程、紙ふぶきのグループを細かく分けた方がいいと書きました。

理由は、紙ふぶきが縦横無尽に飛んでゆく様子を再現するために、移動する方角を細分化したかったからです。

反時計回りに風が吹いていると想定して、矢印のように、紙がどこかしこへ飛びつつ雰囲気を出すために、それぞれの飛んでゆく方向を決めます。

ぼかし(移動)フィルターで紙ふぶきを角度を付けてぼかします。上の写真は「OK」のもの。

下の写真は「NG」というわけではありませんが、矢印の通りの方角を向いていないので、あまりよろしくありませんね。

できるだけ、紙が飛んでゆく方向に気をつけながら、8つのグループ全部にフィルターぼかし(移動)をかけてください。

紙ふぶきのレイヤーが完成しました。紙ふぶきを吹かせるだけでしたら、ここで終了です。

紙ふぶきを加工します

ここからは、どんな加工をするかどうは、各人の好みですから、正解というものはありませんが、今回、私は紙ふぶきが太陽の光を反射させてキラキラした雰囲気にしたかったので、それっぽい画像を1枚用意して、紙ふぶきを色付けしていきます。

このような画像を採用しました。

この別に用意した青い画像素材を、紙ふぶきにクリッピングマスクします。

さらにクリッピングマスクの上からグラデーションをかけ、レイヤーの状態を「スクリーン」にしてください。

完成

細かい紙ふぶきと画面上の方にピーコックグリーンのグラデーションを入れて完成です。

細かい紙ふぶきは、ブラシを使って手作業で描きました。

POINT-コツは大胆にぼかすこと

コツは大胆にモデルさんをぼかすことです。こちらはぼかしていないケース。

下は、モデルさんにところどころぼかしを入れています。

細かいことですが、大きな動きにあわせて、部分的にしっかりぼかしを入れた方が、躍動感がでます。

ここはフィルタで一括処理するのではなくて、手作業でぼかしを入れていってください。

おまけ-紙ふぶきの画像を別に用意してWEBサイトに組み込めば、立体感のあるメインビジュアルを演出することができます。

mainの写真が奥に、紙ふぶきの画像を手前に配置し、スクロールにあわせて奥の写真と手前の紙ふぶきが動くようにしました。

【制作環境】MacOS Catalina10.15.6 / AdobePhotoshopはCreative Cloud版2020 【中級者向け】Photoshopの基本操作や用語については解説していませんので、初心者向けではないと思います。

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