第三章:どんな機能が欲しいですか?-3

いきなり完璧を求めないようにしよう

前回までに、実装したい機能に優先順位をつけておきました。これまでの作業で、少しづつ資料が揃ってきましたので、いよいよ、本格的に、どんなサイトにしたいのか?計画を立て始める段階ですね。

実際にサイトを制作する段階になると、あれも欲しい、これも欲しい、そして早く公開したいと思うものです。その気持ちは十分理解できますが、あまりにも短時間に沢山の仕事をねじ込んだり、条件が揃っていない状態なのに完璧なものを作ろうとしたり、無理なスケジュールでキャンペーンをいくつも準備したりしするのは、おすすめできません。

プロジェクトがスタートすると、気持ちも飛ばし気味になるのでしょうが、そんなWEBサイトが、公開後、更新もされず、新しい企画も出ていないままずっと放置されている例をいくつも見てきましたWEBサイトが出来上がってしまった途端、まるでバーンアウト(燃え尽き症候群)してしまったかのようで、とても寂しい雰囲気が漂うのです。

もちろん、大きな会社がそれだけの予算と人員が潤沢に準備できるなら問題ありません、しかし、個人で展開するサービスやスタートアップ企業の場合、無理してすごいサイトを公開しても、そこで生じたペースの乱れを元に戻すのは、大きな会社より大変になるのではないでしょうか。

気持ちだけではなく、本当にずっとそのピードで運用していけるか?途中で疲れ果ててしまわないか?よく検討をして、前回に検討した、優先順位の表を見ながら、段階を踏んで、ステップアップしながら、機能を足してゆくような運営を考えましょう。

 

WEBサイトは作って終わりではなくて、、、むしろ、そこから始まる長距離走のようなものなのです。

 

 

一つの例ですが、例えば、WEB制作の大まかな計画の例として

WEB制作の大まかな計画

第1段階として、サイトの企画、ドメイン、サーバーの取得、WordPressのインストール、セキュリティ対策、初期設定、カテゴリー設定などを済ませ、記事を書いてある程度、操作や更新に慣れるところまで。まだ公開しませんが、必要な記事をどんどん書いておきます。

第2段階として、お店のブランドに合わせて作成したWordPressのデザインテーマをセット、SEO対策プラグインの設定や、バックアッププラグインの設定など、拡張させる部分を整備。そして、サイトを公開。

第3段階として、最初にターゲットと設定したユーザーと実際のユーザーの違いや、公開したコンテンツのアクセスの良し悪しを比較するなどして、最初の企画を見直します。記事の更新にも慣れてきた更新担当者は、検索対策など、少し難しい内容にもチャレンジしてもらいますが、ステップを踏んで覚えて行くので、最初に全部行うよりも敷居が低くなると思います。

こんな風に、サイトの成長を大きく数段階に分けて展開させましょう、その方が余裕が生まれます。

 

次は、 ドメインって必要ですか? です。

この記事は、2014年12月までサイトで公開していた「制作リファレンス」という記事を再考し、新しい情報を加筆して掲載し直したものです。