ここでは書体とは何か?タイポグラフィやフォントとどう違うのか?混乱しがちな3つの言葉の意味について解説していきます。
まずは、みなさんが文字を目にする機会、また文字のデザインを選ぶ時って、どんな時が多いのか?すこし考えてみましょう。
文字を目にする機会はどのくらい?
誰かが選んでデザインされている文字を見る機会、情報として受け取る機会ってどのくらいあるのでしょう?
もう一日中、限りなく見ているのではないでしょうか?
至るところに文字はありますから。
PCの画面、お菓子のパッケージ、漫画のタイトルや中の吹き出し、雑誌、本の表紙、本文、テレビやYouTubeのテロップ、番組のタイトル。看板、名刺、チラシにLP、WEBサイト、標識、会社のロゴ、建物の案内板。まさに、歩いてるだけで文字に当たるという状態ですね。
文字のデザインを選ぶ時はどんな時?
みなさんが沢山ある文字のデザインの種類の中から、文字のデザインを選ぶ時ってどんな時ですか?
多分、仕事で資料を作る時や、年賀状を作る時、名刺を自作したり表札を作る時も考えるかもしれませんね。業務で案内のチラシを作ったり、デザイン性の高いメッセージカードを作ったりすることもあるかもしれません。
もしも、この世の全ての文字が、ゴシックのみになったら。
もしこの世の全ての文字が、ゴシックのみになってしまったら・・・
きっと、凄く味気ない世界になってしまうのではないでしょうか。
いろんなデザインの文字があるのは、需要があるから。
どうして?いろんなデザインの文字が出回っているということは、それだけ需要があるということですよね。
人は無意識に、文字の種類や大きさが変わることで、言葉の持つ雰囲気や性格が変わり、表現に幅がでるということをわかっているからです。
線の太さや文字の丸みなど、デザインされた文字が持つ、それぞれのスタイルのことを書体と呼びます。
普段、あまり書体の種類や雰囲気や性格に、注意を向けることはないかもしれませんが、皆さんが生まれてきた時から、この世には沢山の文字があります。
手書きも含めると星の数ほどあると云えると思います。それを無意識に受信し続けてきている訳ですから、書体の選び方に特別なノウハウはいりません。周囲を見渡して、自分の経験値と感覚で十分やっていけるはずです。
コツは、意識を向けること。
いままで注意して見てこなかった部分に意識を向けること、それだけでOKだと思います。
ただ、基本的な情報は必要だと思いますから、今日は本当に初歩の基礎知識をお伝えいたします。
書体(タイプフェイス)
文字のスタイルのことです。
フォント
その文字セットのこと。
または文字セットを利用できる状態にして市場に流通させること。
タイポグラフィ
文字の書体、行間、サイズ、などを整え、美しく見栄えを整えること。
タイトルは図案化することもあります。
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