訴求ポイントとは、商品の価値をいかにして伝えていくか?そのアピールポイントのことを指します。いわば、消費者の欲を刺激するところはどこかを探り、それを強く打ち出すことです。
人は変化を求めている
人は商品そのものが欲しいというよりも、その商品(体験)を購入して、自分がよい方向へ変化することを求めます。
ですから、訴求して行く時には「いかに役に立つか」という視点でアピールしていくのが有効です。役に立つにもいろいろなパターンがありますが、大きく「得したい」と「損したくない」に分かれるものです。
代表的な叶えたい欲
・知りたい (情報収集)
・得したい (利益の追求)
・損したくない (損失回避の法則)
・みんなが持っているものを私も欲しい (バンドワゴン効果)
・みんなとは違うものが欲しい (スノッブ効果)
・有名人と同じものが欲しい(同一化・同一視)
手に入れた後の方が大事にする「保有効果」というものがありますが、それが働かない事もあります。いくつもブランド物のバッグを持っているけれど、使わずにしまい込み次々と新しいものを求めたりするケースもあります。
ブランド物も好きだし100円均一も好きという方も沢山います。メンタルアカウントと云って、人は複数の心のお財布を持ち、対象によって価値観を使い分けているからです。
効果的な訴求ポイントを見つけることができれば、セールスが加速することは間違いありません。常日頃からアンテナを張っておきたいものですね。