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下戸が感染症から身を守るための進化ではないのかという説

わたしアルコールに弱く1滴も飲めません、いわゆる下戸です。

下戸とは、約2万年前に突然変異で発生した下戸遺伝子を保有している人の事。

人類がアルコールを分解できる遺伝子を手に入れたのが、1200万年前くらいだそうなので、比較的新しく登場したタイプになります。

その下戸が感染症から身を守るための進化ではないのかという説。

日本人の遺伝子が酒に弱く「進化」した納得の理由

https://toyokeizai.net/articles/-/578311

お酒に弱くアルコールをうまく分解できない状態の人は体の中にアセトアルデヒドが長くとどまります。マラリア原虫や赤痢アメーバなどは、アセトアルデヒドの濃度が高いと増えることができないために、耐性が高くなるという説です。

下戸は、約2万年前に突然変異で発生しました。アセトアルデヒドを分解する酵素ALDH2に欠損があり、アルコールをに弱い人達。女性に多く、最初に発生したのも女性でした。

突然変異の場所は、稲作発祥の雲南省あたり。(稲作地域は感染症が多い)

そこからアジアに分布しておりまして、欧米にはほとんど渡っていません。

分類でいうと新モンゴロイド。

アルコールに強いかどうかは遺伝子型で決まっており

NN型・・・お酒に強い

ND型・・・ある程度は飲める

DD型・・・ほとんど飲めない

このDD型が下戸に当たるわけですが、欧米の人の発症率は0%日本と中国、アジア圏以外の人に下戸は居ないんですよね。モンゴロイドに5%程度存在しています。

https://www.kirinholdings.com/jp/impact/alcohol/0_1/proper/criteria/

さらにDD型の下戸にも3段階あります。

TypeAA・・・1滴も飲めない

TypeAG・・・ほとんど飲めない

TypeGG・・・ちょっと弱い

なぜかしら、AAの下戸は、中国南部と日本に集中していまして、日本人でAAタイプの下戸の人は、縄文系ではなく弥生系であることがわかっています。

稲作地域は感染症の発生率が高い。

「感染症の中国史 – 公衆衛生と東アジア (中公新書)」によると、

・ペストはもともと雲南地方発祥の病気だった。

・マラリアや日本住血吸虫病も水田と関係があった。

・コレラもアジア型とエルトール型があり、致死率が高いのはアジア型で、最初の大流行は中国南部で1820年。

だったそうで、水田耕作するようになったという、ヒトの生活スタイルの変化が感染症発生の可能性を高めた可能性があるようです。だからこそ耐性を持つ下戸が登場したのだとすると、人類の環境適応能力・進化ってすごいですね。

アセトアルデヒド脱水素酵素の欠損率が高く酒に弱い人が多いのは弥生系https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/sake/seminar/h19/02/02.htm

1200万年前、木の上で暮らしていた私たちの祖先の体の中に、突如とても強いアルコール分解遺伝子が出現。

https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20200127/index.html

感染症の中国史