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女性向けのデザインとは、どんなものだろう?打ち合わせに使うイメージスケールを作ってみました。

女性向けのデザインとは、どんなものだろう? 考えてみたけど、いまいち、はっきりしていないという方は、このチャートを活用してみてください。
いわゆる言語イメージスケールに、オリジナルの加工を加え、デザインの打ち合わせの際に、パッと見て、印象で分類しやすくできるように、チャートを加工して作成したものです。

このイメージスケールは、日本カラーデザイン研究所編「カラーイメージスケール」(著/小林重順)を参考にしています。しかし、ホームページ制作やグラフィックデザインの際の打ち合わせに使用するという目的のために、オリジナルの解釈を加えて、すこし変更したものです。打ち合わせには、書籍の通りにあるような細かい分類は必要ありませんでしたので、そこを変えています。

いろんな人がいろんな感性を持って生活していますから、「可愛い」と「カジュアル」の間に、定規を当てて線を引くような、明確な区分はできないし、テイストを細分化しようとすると、逆に、クライアントが迷路にはまるということもありました。

ですから、書籍を参考にはしていますが、かなり、「おおざっぱなもの」になっています。文字だけではなくて、視覚的にわかりやすいように、写真も挿入しました。
テイストとテイストの間に区切りの線も設けていません。

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今は、紙じゃなくて、MacBookとかiPadで打ち合わせすると思いますので、PDFなどは準備していません。
でも、もし、ご要望がある方は、気軽にメールを送ってください。

もっと詳しく言語スケールを知るには、書籍を読むのをおすすめします

これは、あくまでも、打ち合わせをスムーズに進めるための、参考資料だと思って活用されてください。

もっと、正しく、言語イメージスケールを知りたい方は、是非、書籍をお読みになることをおすすめいたします。

以前、制作会社の営業の方や、男性のWEBデザイナーの方から、お電話頂いたことがありました。

・クライアントの要望通りに作ったのに・・・「これじゃない」と云われた。
・ピンクが好きだと聞いたのに・・・「このピンクは嫌い」と云われた。
・制作の指示は「可愛いくして欲しい」とだけ・・・修正の指示は「可愛くないところを直して欲しい」とだけ。

効くだけでうんざりしそうな相談ですが、実際に、こんなやりとりがよく起こります。

この本は、こんな営業マンや、全てのデザイナーにおすすめできる良書だと思います。クライアントから希望のイメージが「単語」で届く度に、開いて確認して、方向性を探す、羅針盤的な本です。わたし個人も、バイブルのように、手元に置いて、いつも参考にさせていただいています。

女性の『可愛い』は多種多様です。宇宙のように広い世界が広がっている思ってもよいくらいです。

しかし、ある程度、最初からテイストの分類を行い、「言葉から連想されるイメージ」や「キーワードと配色」を紐付けしたチャートを用意しておけば、感覚のすれ違いも小さくなると思います。もちろん、ここに書いている内容が全てではありませんが、女性向けデザインのテイストを分類する際の参考にしてみてください。

女性は、自分の好みに対するこだわりが強い生き物です。いつだって「わたし好み」を探して歩いていますし、自分なりの好きの基準を持ち、他人の物差しでは測れない趣味趣向の世界があるのですが、それを、『可愛い』という、たった一言で済ませてしまうことが多いのです。

そうやって、無限に広がる『可愛い』の世界ですが、デザインの作業や打ち合わせを進めるにあたっては、『可愛い』という言葉は、とっても曖昧で、漠然としすぎていますので、感覚のすれ違いも起きやすくなります。

ちゃんと「言葉から連想されるイメージ」や「キーワードから選ぶ配色」に、基本のチャートを作ったり、単語と色を紐付けすれば、多種多様なテイストの打ち合わせもスムーズに進むのではないかという希望を胸に、このオリジナルチャートを作成しました。

さらに、こちらの女性向けデザインのページには配色なども掲載していますので、こちらも参考にされてください。

日本カラーデザイン研究所編「カラーイメージスケール」(著/小林重順)

カラーイメージスケール

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いきなり完成したものを作って納品するのではなく、徐々に積み上げてゆくように、側でクライアントを支えながら完成させてゆく新しいスタイルの制作です。

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