もし、私達が平安貴族だったら、白と紺青(こんじょう・英語でミネラルブルー)の組み合わせは、葉菊という名前の「秋の色」です。
かさね色目(襲色目)と呼ばれる、いわゆる衣装の組み合わせを指すものだそうです。
紺青色というのは、紫がかった青が濃くなり深みを増した色のこと。紺色のことです。
現紺色の絵の具を作る際、岩絵の具を乳鉢で擂って作りますが、その粉末になった絵の具の粒子の細かさによって、3種類の色に分けられていました。
- 白群青・・・最も粒子が細かい
- 群青・・・次に細かい
- 紺青・・・3種類の中では一番荒い
でも、私は現代人なので、どうしても冬の空に舞う白い雪を思い浮かべてしまうんです。なので、個人的には、冬の組み合わせというイメージ。カラーコーディネートの辞典をめくってみると、スポーティーで合理的と書いてありました。色の話は奥が深いですね。
《プチパリさんの、クリスマスケーキ予約リーフレット》紺青の空にサンタさんと積もる雪をレイアウトしました。クリスマスケーキ、お早めにご予約くださいね!
diary_2021_11/8_TakakoTaniguchi