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ゴシック体と明朝体はどちらが読みやすいのか

デザインする際に、ゴシック体と明朝体は、どちらを選ぶべきか?とよく尋ねられます。

どちらを選ぶかという質問になると、それぞれの良い点があるために、ケースバイケースでよいですとお答えするのですが、どちらが読みやすいでしょうか。となった場合、雑誌や小説のように、手元で読むような長文になると明朝体の方が読みやすくて、チラシやWEBで使う小さなバナーの場合は、ゴシック体が読みやすいですよとお答えするようにしています。

読みやすいのは、
・手元で読む雑誌や小説の場合は、明朝体
・チラシやフライヤーの場合は、ゴシック体

物理的にもゴシック体の方が、読みやすく設計された書体といえますが、この、物理的にゴシックの方が読みやすいというのを実感するために、ちょっとした、実験をやってみましょう〜

明朝と、ゴシック体で書かれた文章を画像にしてみました。オリジナルの画像はこちらです。800×800pixelの画像に、18ポイントの文字で文章を掲載しました。
フォントは、上がヒラギノゴシックProNで下はヒラギノ明朝Proです。

《上》ヒラギノゴシックProN
《下》ヒラギノ明朝Pro

この画像に、Photoshopでぼかし効果を入れてみます。今回は、ぼかし→ガウスという処理を行いました。1回だけ行った画像がこちらです。

ぼかし→ガウスを4回行った画像がこちらです。

ぼかし→ガウスを8回行った画像がこちらです。

どうでしょうか?よく見比べてみてください。
セロ弾きの「セロ」の文字などを見比べると、明朝のセロより、ゴシックのセロの方が、すこし原型をとどめてると思いませんか?
ゴシック体の方がよりくっきりとしたスタイルであるために、視認性が高いといえると思います。

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いきなり完成したものを作って納品するのではなく、徐々に積み上げてゆくように、側でクライアントを支えながら完成させてゆく新しいスタイルの制作です。

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