Contact us
   Blog

Blog

今日は桃の節句ですね。

桃はアーモンドとご先祖様が一緒なんですよ。

中央アジアを挟んでの東側で進化したものがアーモンド。西で進化したものが桃になりました。

日本へは中国から渡来したもので、果実には邪気を払う力があると信じられていたそうです。そういえば桃太郎は鬼退治をするし、ユートピアの事を桃源郷って云いますね。

やってきたのが縄文時代だそうですから、結構古いですね、桃園という地名が各地に見受けられるのも案外、元は桃の畑だったりして。

枕草子に、3月になっても梅の衣を着ているのはダサい(すさまじき)という記述があります。

そのくらい梅は早春、桃は弥生のシンボルだったのかもしれません。

弥生=いよいよ草木が芽吹き始める季節

「木草(きくさ)弥(いや)生(お)ひ茂る月」から命名されているそうです。(諸説あるらしい)

有職の色(昔の日本人のファッションカラーコーディネート)の世界では、薄い紅と萌黄色の組み合わせを、「桃」といいます。

現代のデザインの世界では・・・

桃色は非常に厄介な色かなあ、色幅が広くて。

英語だとピンク、ローズ、マジェンタ、フクシアくらい?5種類程度の呼び方しか無いですが、現実には色数がもっと多いですし、濃さで印象が変わってしまいます。

場合によっては「ピンク=可愛い」という短絡的な思考と戦う必要もあったりして、決してラクな色ではないですが、今日はお雛様でも見て、優雅な気分に浸ります。

桃だ桃だと云いながら、写真は梅です。

ああ、すさまじき。

《参考文献》

かさねの色目 平安の配彩美 (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)

https://amzn.to/3ycS70w

アーモンドの歴史/ ブルーダイヤモンド公式サイトより

https://www.bdalmonds.com/about/elementary/history/

Follow me

WEBの企画と制作の流れ

WEB制作は リサーチとデザインと実装。リサーチや企画といった 情報を取り扱う工程。 そして、それを元にデザインする工程。デザインしたものを実装する工程。 中でも企画検討といった部分は上流工程と呼ばれ、独立して扱われることもあります。WEBサイトを作る際の思考法やブランディングのために必要なこと。知っておいて欲しい制作の知識や受発注の心得などをまとめました。

future

いきなり完成したものを作って納品するのではなく、徐々に積み上げてゆくように、側でクライアントを支えながら完成させてゆく新しいスタイルの制作です。

lalan with you