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Message / Storytelling

PERSONAL BRANDING個人事業主のブランディング

パーソナルブランディング(セルフブランディング)とは、自分自身を唯一無二のブランドとして確立し、その価値を高める活動です。

これは、自分の持つ専門性、スキル、経験、個性などの「強み」を明確にし、ターゲットとする相手に対し一貫性を持って発信・提示していくプロセスを指します。 その目的は、「〇〇といえばこの人」という認知を市場に定着させ、信頼性を獲得することです。これにより、ビジネス機会の創出、仕事の獲得、キャリアアップ、または組織内での影響力の強化に繋がります。自分の価値を意図的にデザインし、競争優位性を築くための重要な戦略です。


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メッセージ・ストーリー(Message / Storytelling)

パーソナルブランディングにおいて、自己理解、ビジョン、提供価値、そしてターゲット設定が完了したら、いよいよそれらをターゲットに伝えるための「表現」の段階に入ります。

事実だけでは人は動かない、共感と信頼を生む「物語の力」

この表現において、最も強力な武器となるのが、メッセージ・ストーリー(Message / Storytelling)です。人は、単なる事実を羅列しているだけでは行動しませんが、データで納得し、ストーリーで感動するものです。

感情に訴えかけ、共感を呼ぶストーリーに興味を惹かれるし、裏側を知るからこそ信頼してくれるようにもなります。

STEP1. メッセージは「提供価値」の翻訳である

メッセージとは、あなたの提供価値(UVP)をターゲットの心に響く言葉に翻訳したものです。いくら優れた提供価値があっても、そのメッセージが受け手のニーズや感情に合致していなければ、何も伝わりません。

優れたメッセージには、以下の要素が含まれています。

  1. 簡潔性: 一言でブランドの核が伝わるキャッチフレーズ。
  2. 具体性: ターゲットが直面する課題解決の具体的なイメージ。
  3. 感情移入: ターゲットの感情(不安、希望、喜びなど)に触れる言葉。

あなたの言葉が、ターゲットの「求めていたものだ!」という気づきを生み出すことが、第一歩です。

STEP2. なぜ「ストーリーテリング」が必要なのか?

ストーリーテリング(物語を語ること)は、メッセージをより深く、長く記憶に残すための手法です。あなたのブランドに血を通わせ、人間味を与えます。

ストーリーが必要な理由

  • 共感と信頼の構築: 人は、成功の裏側にある失敗、苦悩、そして乗り越えたプロセス(ヒーローの旅)を聞くことで、語り手(あなた)に人間的な共感を覚えます。この共感が、ブランドへの信頼へと変わるからです。
  • 差別化の源泉: スキルやノウハウは真似できても、あなたの経験や物語は決して真似できません。ストーリーは、あなたのブランドを独自性の塊にしてくれるものです。

STEP3. ブランドストーリーに含めるべき3つの要素

あなたのパーソナルブランドのストーリーを構築する時は、以下の3つの要素を意識的に盛り込むようにしてみましょう。

  1. なぜ始めたのか(Why): 現在の活動を始めた動機や原体験。何に疑問を感じ、誰を助けたいと思ったのか。あなたの情熱の源です。(【2】目的・ビジョンと繋がる)
  2. 乗り越えた壁(Struggle): 成功に至るまでの失敗や挫折。人間的な弱さを見せることで、ターゲットは「この人も自分と同じだ」と感じ、親近感と信頼感が生まれます。
  3. 核となる信念(Belief): あなたが一貫して信じていること、社会に伝えたいこと。あなたの発言や行動の判断基準となります。

STEP4:アウトプットする

パーソナルブランディングにおけるメッセージやストーリーを伝える手段は沢山あります。ブログやカタログ、SNS、イベントやワークショップなど。知識を伝える為の講座であったとしても、バックボーンとなるブランディングの歩みをリーフレットにしたものを配るだけでもだけも、心と心を結びつけてくれるかもしれません。積極的に「なぜ(Why)」をアウトプットしてみませんか?

メッセージ・ストーリー設定を深める20の質問

《 エピソード選定の質問 》

・ご自身の過去の出来事をドラマ化するなら、どのエピソードがよいですか?
・その出来事をジャンルで例えるなら?(例:ヒューマンドラマ、冒険、成長物語など)
・主人公としてのあなた”は、どんな事情や感情を抱えていましたか?
・その時のあなたにキャチコピーをつけるなら?
・その出来事のクライマックス(最も胸が熱くなる瞬間)はどこですか?

《 転機・挫折・覚醒の瞬間を掘り下げる質問 》

・あなたが「ここから人生が変わった」と感じる転機は何でしたか?
・振り返って一番苦しかった“底のシーン”はどこですか?
・その時、どんな思考や葛藤がありましたか?
・そこからどうやって立ち上がりましたか?
・立ち上がるきっかけになった言葉・人・出来事は何でしたか?

《 心を動かした出会い・別れ 》

・あなたの人生を変えた「誰か」はいますか?
・その人からどんな影響(教え・価値観・痛み)を受けましたか?
・過去のあなたが「別れ」を選んだものは何ですか?(仕事・人・習慣など)
・それを手放した瞬間に、どんな感情がありましたか?
・あのときのあなたに、今のあなたは何と言葉をかけたいですか?

《 ストーリーのテーマを見つける 》

・あなたの人生の物語には、どんな繰り返しのテーマがありますか?
 (例:挑戦、孤独、再起、自由、承認、愛 など)
・そのテーマを象徴するエピソードは、どれですか?
・そのエピソードは今のあなたの価値観にどう繋がっていますか?
・あなたの物語を一言で表すなら、どんなキャッチコピーになりますか?
・その物語を通して、あなたは誰に何を伝えたいですか?

《 言葉の定義について 》パーソナルブランディングとセルフブランディングの違い

英語圏に於いて、個人としてのブランドを確立するという意味で、広く浸透しているのは「パーソナルブランディング」の方だと思います。
最初に使ったのは、米国の経営コンサルタント、トム・ピーターズ氏であるとされていますが、古参の日本人デザイナーにとって馴染みがあるのは、ピーター・モントヤ氏の著書「パーソナルブランディング」ではないでしょうか。

その後日本では、佐々木 俊尚氏の著作「ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術」が発行され、セルフブランディングという言葉が一気に広がりました。

日本では、どちらかといえば「セルフブランディング」の方が検索されているようです。組織に所属していれば、パーソナルブランディングで、所属していなければセルフブランディングであるという説が登場したりもしていますが・・・

セルフブランディングという単語は、和製英語に近しい存在ですし、両単語に明確な区別は無いと思います。

ここでは、「パーソナルブランディング」の方を主として使っていきますが、セルフブランディングもほぼ同義語であるものとして扱ってゆこうと思います。

1997年 トム・ピーターズ氏発表の論文「The Brand Called You」
https://tompeters.com/brand-you-25th-anniversary/

2005年 ピーター・モントヤ氏の著書「パーソナルブランディング」
https://amzn.to/48Y6xot

2010年 佐々木 俊尚氏の著作「ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術」
https://amzn.to/44iSLu9

パーソナルブランディング

自分を知り伝え方を整えることは、AI時代を生きる個人やクリエイターにとって必携の技術。 「自分の見せ方」を学ぶことは、自己理解でもあり、未来の選択肢を広げる行動でもあります。 この研究会では、ノウハウを学ぶだけでなく、仲間と一緒に試行錯誤しながら、自分らしいブランディングを育てていきます。

Branding

企画と制作の流れ

制作は リサーチとデザインと実装。リサーチや企画といった 情報を取り扱う工程。 そして、それを元にデザインする工程。デザインしたものを実装する工程。 中でも企画検討といった部分は上流工程と呼ばれ、独立して扱われることもあります。WEBサイトを作る際の思考法やブランディングのために必要なこと。知っておいて欲しい制作の知識や受発注の心得などをまとめました。

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