私が実際に、検索表示10万件を増加させたノウハウが、他の方でも再現できるのかな?と思って、初めてクライアントと取り組んだところ、ゼロから190万を超える売上を上げることができました。そのコツを少し共有します。一人で取り組む方も参考にできる部分があると思いますので、コンテンツで迷走している方がいらっしゃったら読んでみてください。
まず、最初に30本分の記事企画を行います。
30本? なぜ30本?
そう疑問に思った方も多いと思いますが、とにかく最初は、30本の記事の構成案が必要です。
どうして30本の記事が必要なの?
なぜ30本必要なのかといいますと、最初にまとまった数のコンテンツ内容を一気に設計する必要があるからです。先週15本でもいいですか?と質問されて・・・「まあ、いいんじゃないですか」と答えてしまったのですが、後から振り返ってみて、やっぱりダメだなと思いました。30本くらいは必要だし、本当に伝えたい事があるなら、内容なんてドンドン出てくる筈です。
ゼロイチの方なら、事業や商品を言語化するいい機会になります。潜在意識が会社員マインドのままだったり、消費者マインドが残っている状態で記事を書こうとした時、自分のマインドブロックに気づくこともあるでしょう。
顧客心理に連動した「クラスター構造」を持つ記事軍が必要
記事をまとめて企画する最大のメリットは、顧客導線を網羅した「記事チーム」が完成することにあります。
記事は単独で機能するのではなく、互いを補完し合う「クラスター(集合体)」として機能して欲しいし、潜在層からリピート層まで、役割を整理しながら構成することで、自社への理解は嫌応なしに深まります。
ですから、30本の記事はクラスター分類と、ユーザーのファネル階層に照らし合わせたものでなければ意味がありません。単なるネタ出しみたいに「ヒラメキー」とか「オモイツキー」で決めないようにしましょう。
(ただ、書かないよりは書く方がいい。オモイツキでも何でも、記事は書いた方が良いと思います。ここでは成果を出すコンテンツマーケの話をしていますので、分類が大事なんです)
あなたが率いるチームが完成!
さて、30本の記事が出来上がったとします。ここからが活動スタートです。
30本の記事軍は、皆さんがこれから率いるチームです。皆さんは、監督。
高校野球のチームを想像してみて下さい。
どうにかして、このチームの実力を底上げし、甲子園に連れて行ってあげたいと思っている監督です。
あなたが監督なら「この記事は人気がある」「この記事が人気がない」
そういう短絡的な思考のままでは、チームの実力を開花させる事はできないと理解できると思います。
「誰がチャンスを作り、誰が決定打を放つのか」その戦略の為に「コツコツと記事軍を改善していけるか?」この視点が大事なんです。
コンテンツマーケティングの本質はチーム戦
コンテンツマーケの本質はチーム戦。個人戦ではありません、チームで戦う団体戦です。30本の記事はまだ手駒が揃ったというだけのスタート地点でしかありませんが、試合をこなしながら、この記事を磨き上げていきましょう。そうする事で、「歩」が「と金」になる瞬間がやってきたりします。
さあ、試合にでよう!
30本の記事を書き終えましたか? 完成度は6割でよいです、早めに公開してしまいましょう。公開すれば、自然と結果の差が生まれます。
- よく読まれる記事
- あまり読まれない記事
- 想定外に反応が良い記事
すこし記事の反応が見えて来ましたか?ここからが、監督としての本領を発揮するタイミングです。
記事を「作って終わり」ではなく、チーム全体を見ながら改善していく視点を忘れないようにしてください。改善は、編成を変えてもいいですが、ただしクラスター構造は保つようにしてください。
代表的な記事のポジションを紹介します。
| 不動の4番 (コンバージョン記事) | 最も成果を出す記事。 |
| リードオフマン (集客記事) | まずは興味を持ってもらうための入り口 |
| 守備 | 関連する記事は、内容の補足やジャンルの広さをカバーする為に 不人気とか戦力外にするのではなく、リライトによって役割へ変える |
| 鉄壁のリリーフ (守護神) | よくあるご質問や、サービス内容に答える部分 お客様の声はヒーローインタビューのようなものなので、ここには分類されない |
チーム戦である事のエビデンス、Google検索の概念3つ
ある記事が人気になり、その記事からリンクされていた記事が、突然上位に上がって来ることがあります。まるで「歩」が「と金」になったような瞬間です。1つの記事(エース)が活躍することでチーム全体の評価が底上げされる現象には、明確な構造上のエビデンスがありますから、Google検索の概念を理解すれば、理由も、すっと腹落ちします。
わかりやすく表現すると、人気記事が他の記事の評価を直接引き上げているのではなく、内部リンク・ユーザー行動・トピック評価の複合によって、結果的にクラスター全体の評価が底上げされてた。という状態です。
1.「トピッククラスター」モデルによる権威の伝播
現代の検索エンジン(Googleなど)は、記事単体よりも「そのサイトがあるテーマについてどれだけ網羅的に詳しく書いているか(トピックオーソリティ)」を重視します。
- 構造: 柱となる記事(ピラーコンテンツ)と、それを支える詳細な関連記事(クラスターコンテンツ)を内部リンクで結びます。
- エビデンス: 1つの記事が評価されると、そこから内部リンクで繋がっている関連記事へも「評価のしずく」が漏れ出します。これをSEO用語で「リンクジュースの受け渡し」と呼びます。
2.滞在時間と回遊率の向上(サイレント・シグナル)
特定の人気記事に流入したユーザーが、内部リンクを辿って別の記事も読むようになると、サイト全体の数値が改善されます。
・直帰率の低下とセッションあたりの閲覧ページ数の増加です。
・Googleは「この記事を読んだ人は、この記事もセットで読んでいる=このサイトは特定の悩みに対して解決力が高い」と判断します。これが「チーム全体の底上げ」として評価に繋がります。
3.ドメイン全体の「信頼性」の蓄積
野球で言えば、1人の大スター(人気記事)がいることで「あのチームは強い(あのサイトは役立つ)」というブランドイメージが定着する状態です。
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性): 1つの記事が多くのシェアや被リンクを獲得すると、ドメイン(サイト全体)の信頼スコアが上昇します。
その結果、同じドメイン内にある他の記事も、以前より「初速が出やすい(インデックスされやすく、順位がつきやすい)」状態になります。
まさに「打線」のつながり
人気記事が「ヒット」を打って出塁し、関連記事がそれを「送りバント」や「タイムリー」で繋ぐことで、サイト全体というチームの得点力(コンバージョン)が上がる・・・という構図は、しっかりエビデンスで裏付けられています。
いかがですか?コンテンツはチーム戦の意味が理解できましたでしょうか?
まとめ
1本1本の記事は、それぞれ役割を持った選手です。
集客が得意な記事、教育が得意な記事、成約につなげる記事。
こうしてチーム全体の底上げを続けることで、
コンテンツは資産として積み上がり、
時間とともに集客力は加速していきます。
30本を設計する作業を、単に文章を書くで終わらせてしまったら時間が勿体ないです。「勝つためのチーム」を編成することに重点を置きましょう。
戦略的に設計されたコンテンツチームを持つこと。それが、このコンテンツ会議で実現したいことです。

AI検索時代のコンテンツ戦略。
これからの検索の傾向を知り、AIにも評価されるには?を考えるミーティング。 外に出した言葉だけが、あなたの思考として蓄積され、検索にも読者にも届いていきます。
一緒にコンテンツ戦略を練りませんか?

