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脳が文字と画像を理解するスピード

私達の脳が文字を理解するスピード

ここで、私たちの脳が文字を理解するスピードを見てみましょう。
人が「 読むと同時に理解できる最大の文字数」は、MAX13文字程度なのだそうです。平均すると10文字。

もちろんこれは平均値ですから人によって個人差はあると思いますし、場面によっても違いがあるんですね。

商店街などガヤガヤしていて情報が交錯しているところでは、一秒間に約5文字程度。

宝石店やブランドショップみたいな整理整頓されたラグジュアリーな空間においては、13文字程度。

映画の字幕は、独特のルールが存在していて、1秒間4文字までに抑えられているそうです。

意外と少な目ですよね?

ちなみに、ブログのタイトルも13文字程度にとどめておくとよいと思います。

私達の脳が画像を理解するスピード

次、画像の場合はどうでしょうか?

脳が画像を見て意味を理解するまでの間時間ですね約1000分の13秒です。

13ミリ秒ともいいます。

意識的な思考だとこの速さなんですが、感覚的な情報処理ですと、毎秒約1ギガビットに達するのだそうです。

もう1秒と、かからないんですね。

スピード対決

もう少し、わかりやすく比較したいと思います。

画像だと1000分の13秒。対して文字だと10文字で1秒。比較したくても、ちょっと想像しづらいですので、これを、歩く速さや乗り物に喩(たと)えてみたいと思います。

文字を読んで理解する速さを、人が歩く速さ。約時速3キロメートルとしますと・・・

画像処理の速さは、どのくらいだと思われますか??

車なのか? 新幹線なのか? ジェット機なのか?

ちょっと考えてみてください。

脳が画像を処理する速さは、文字の1000倍です。

正解は、F15戦闘機です。マッハ2.5 おおよそ時速3000キロ。

東京から北海道まで、約20分で行けちゃう速さなんですね。

もちろん、これは例え話なのですけど、このくらい処理スピードに差があるんだよという事を、イメージしていただけたと思います。

脳が画像を処理する速さは、文字の1000倍です。

とてもじゃないですが、文字は画像の処理スピードに敵うようなレベルではありませんよね。画像に勝てそうにない差がついています。

実は、 マサチューセッツ工科大学(MIT)によれば・・・脳に送られる情報の90%が視覚情報なんだそうです。つまりは、人間が取得して脳に送信されるデータの9割が、目から入ってくるものだ、という事なんですね。

ほとんど目から。

理由は人類の進化の歴史に

人類が地球に誕生するのは約20万年前(ホモ・サピエンスと限定すると15万年前)なんですけれども、その人類が言語を使ってコミュニケーションをとるようになってからは、まだ8万年しか経っていないんです。

処理スピードの違いは、その進化の積み重ねの差なんですね。

進化の過程で言語能力を獲得したとはいえ、歴史の半分くらいは、言葉を使わないで生活してた為、処理スピードに違いがあるのは致し方のない事だと思います。

伝達スピードが違うと言う事は分かりました、そして人間が取得する情報の9割が視覚から入ってくるものだと言うこともわかりました。ではそれらが、インスピレーションや印象にどう影響を与えるのかをちょっと見ていきましょう。

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