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色の心理効果

寒さや冷たさを感じさせる色を「寒色」、暖かさを感じさせる色を「暖色」といいますよね。

この通り、青系の色は、静かさや冷たさを。赤系の色は暖かさを感じさせたりします。この色による心理作用は研究が進み、科学的にも明らかになっています。

ここでは、一般的な色の心理的作用を一覧にしてみました。

一般的な色の心理的作用

《 赤 》
太陽・血・口紅・りんご
熱い・派手・情熱・興奮
《 黄 》
太陽・光・たんぽぽ・レモン
明るい・酸っぱい・目立つ・幼稚
《 オレンジ 》
太陽・みかん・夕日・かぼちゃ
暖かい・陽気・楽しい・活発
《 紫 》
ぶどう・菫・ラベンダー・着物
高貴な・上品な・大人っぽい・雅
《 緑 》
草木・森林・草原・お茶
若々しい・爽やか・安全・平和
《 茶 》
木・落ち葉・秋・レンガ・チョコレート
地味・落ち着き・渋い・枯れた
《 青 》
空・海・水・雨
冷たい・澄んだ・寒い・静か
《白 》
雪・雲・お餅・ウェディングドレス
純粋・清潔・綺麗・軽い
《 桃色 》
桃梅桜・春・子供・女の子
甘い・可愛い・春・女性的
《 黒 》
夜・カラス・髪・墨・闇
暗い・重い・高級な・シック

JISの安全色彩

これとは別に、JISの安全色彩というのがあります。これは、注意喚起しなければならない場面で、より判別しやすくより安全性を高めるために使用するように定められた色の事です。

安全色彩は、赤、黄赤、黄、緑、青、赤紫に、対比補助色として白、黒を加えた8色と定められています。

《 赤 》
防火・禁止・停止・高度の危険
《 黄 》
注意・警告
《 オレンジ 》
危険・航海・航空の保安施設
《 紫 》
放射能
《 緑 》
安全・避難・衛生・救護・進行
《 茶 》
木・落ち葉・秋・レンガ・チョコレート
地味・落ち着き・渋い・枯れた
《 青 》
業務的行動・指示
《白 》《 黒 》
赤、黄赤、黄、緑、青、赤紫に
対応する対比色

時間の感覚


私たちの時間感覚は色によって心理的に影響されます。ある色に囲まれた環境では時間を長く感じ、また別のある色に囲まれた環境では時間を短く感じるということがわかっています。

結論からお伝えすると、時間を長く感じる色とは赤などの暖色系です。

この色における時間の感じ方の違いについてはG・ブライハウスという研究者が筋肉反応のテストをしています。G・ブライハウスのテストによると普通の光よりも赤色光のもとでは筋肉の反応が12%素早くなるが、緑色光になると反応が遅れるそうです。

この筋肉反応と色によって時間感覚が狂ってしまうということは、密接に関連していると考えられています。

とある実験では、窓のない赤い部屋で腕時計や壁時計を外して営業マンに会議をさせたところ、実際は3時間ほどの会議だったのにも関わらず、その会議に参加していた人の多くが「6時間ほど会議をしていたと思う」と答えたそうです。

また一方で、青などの寒色系に囲まれた環境においては、実際の1時間が30分ほどしかいなかった感覚になります。

体感温度


最近の研究では、皮膚は色を感じ、温度調整をしていることがわかってきています。

色とは、一言でいうと、光です。

そして、光とは、電波やX線と同じ、電磁波の波長の一種。色を受容するタンパク質であるオプシン。

このオプシンが、網膜だけではなく、皮膚にも含まれているということが、最近の研究でも明らかになってきています。

黒い服ばかり着ていると肌が劣化しやすくなるのではないか?と言われています。これは結論がでていません。

(※2)しかしながら、最近の研究では、肌(皮膚)が色を認識しているのではないかという説が有力になっています。

重そう、軽そう


本来,色は物理的な重さをもたない. しかし,人間は色 から見かけ上の重さ(以下,軽重感)に関連する印象を受 けるということが知られている[注1]

重そうだ、軽そうだ。

 インテリアデザインの世界では、 例えば部屋の天井が暗い色の場合,天井が落ちてくるよう な圧迫感を感じるため,多くは軽い印象を与える明るい色 が使用されている.引っ越しの段ボール、白と茶色では、茶色の方が重く感じる。

何故このような感じ方をするのか、大自然で過ごしてきた過去の記憶、プラス、私たちが日常体験を通して脳内に蓄積されてきた情報が無意識のうちに参照され色から温度感を連想しているのではないかということですが、結論がでていません。

WEBの企画と制作の流れ

WEB制作は リサーチとデザインと実装。リサーチや企画といった 情報を取り扱う工程。 そして、それを元にデザインする工程。デザインしたものを実装する工程。 中でも企画検討といった部分は上流工程と呼ばれ、独立して扱われることもあります。WEBサイトを作る際の思考法やブランディングのために必要なこと。知っておいて欲しい制作の知識や受発注の心得などをまとめました。

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