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Japanese Kawaii Pop ( ジャパニーズ可愛いポップ )ってなんだろう

「なぜ世界中がKawaiiに夢中なのか?」って考えた事がありますか? 

今は、パリでもニューヨークでもKawaiiグッズは大人気ですが、「Cute」と「Kawaii」の違いを明確にする要素って何なのでしょう。

色か?フォントは?キャラクターの顔立ちなのか?などなど。具体的なビジュアル要素を抽出して、ジャパニーズ可愛いポップとは何なのかを考察してみたいと思います。

Chapter 1
そもそも「可愛いポップ」とは?

ひとことで表現するなら、無邪気さや丸っこさ、明るさを全力で肯定するデザインスタイルと云えると思います。 硬くなく、怖くなく、難しくなく、可愛らしいものの、傲慢さやプライドの高さよりも親しみを感じる雰囲気。整いすぎていない絵面。パステルカラーやビビッドな色使い、大きくてまんまるな目のキャラクター、 ぷくぷくしたフォント・・・これらが、かわいいポップを構成する要素だと思います。

日本では70年代から、少女たちが手帳やノートに丸文字で落書きする文化が生まれ、 それがやがてファッション・グッズ・デジタルアートへと広がっていきました。可愛らしさを「幼くて恥ずかしいもの」ではなく「誇れる美学」として打ち出したところが文化としての転換ポイントだったのかなと思います。

Chapter2
Kawaii文化の夜明け

ジャパニーズ可愛いポップは、数十年かけてじわじわ進化してきました。

1970年代
「かわいい」文化の夜明け ― 原宿・少女たちの革命

1974年、サンリオが誕生。1975年にはハローキティが登場。丸くて、口がなくて、でもなぜか気持ちが伝わるキャラクターが爆発的に人気に。同時期、少女たちは手帳に「丸文字」を書き始め、かわいさを自分で表現する文化が芽生えました。

画像引用 / モリサワ「ららぽっぷ」 1970年代の女学生に流行した丸文字をモデルにした書体
https://www.morisawa.co.jp/fonts/specimen/1300

1980年代
バブルとリボン ― ポップカルチャーが加速

少女漫画・りぼん・なかよしが全盛期に。セーラームーンに代表される「変身ヒロイン」が、かわいさにパワーと自信を加えた。バブル景気も後押しし、グッズ・文房具市場が一気に拡大。

画像引用 / 集英社 https://www.shueisha.co.jp/pickup/27826/

1990年代
ギャル・プリクラ・コギャル ― ストリートへ降りてきた可愛らしさ

プリクラ(1995年)が登場し、可愛い自己表現が一般化。原宿・渋谷を中心にギャル文化が台頭し、デコった携帯・シールだらけの手帳が全国の女子高生に広まりました。可愛いがストリートファッションと融合した時代。

2000年代
デジタルへ ― ネットとアニメで世界へ飛び出す

インターネットの普及で Kawaii が世界へ。アニメ・マンガを通じて「萌え」文化も誕生し、日本の可愛いポップは多様化。海外のファンがコスプレや同人グッズでKawaiiを再解釈し始めた頃でもあります。

2010年以降
グローバルKawaii ― SNSで世界標準になった

きゃりーぱみゅぱみゅが世界ツアーを成功させ、Kawaiiが「日本のサブカル」から「グローバルな美学」に昇格。InstagramやTikTokで#kawaiiが何億回も使われ、ハイブランドとのコラボも当たり前に。まさに、Japanese Kawaii Pop が可愛いカルチャーの定位置に。

Chapter3
似てるけど違う!テイスト比較図鑑

「かわいいポップ」ってどれも一緒じゃない?って思ったそこのあなた、実はぜんぜん違うんです。並べて比べてみましょう!

かわいいポップ

明るくて無邪気。誰でも入れる、可愛いの玄関口

パステル+ビビッド
丸・ふわふわ
雰囲気雰囲気: 無邪気・元気・ポジティブ
代表サンリオ・きゃりーぱみゅぱみゅ

夢可愛い(ゆめかわいい)

【似てる】パステルは同じでも、どこか夢うつつでシュールな影がある

 薄いパステル・白ベース
幻想的・ぼんやり
雰囲気夢・儚さ・ちょっと病み
代表ゆめかわ系Youtuber

ロリータ

【似てる】フリルとリボンは同じ系統でも、世界観はクラシック・貴族寄り

白・黒・深みのある色
装飾的・階層的
雰囲気優雅・厳格・反社会的
代表Baby, the Stars Shine Bright

K-POPビジュアル

【ちょっと違う】キラキラしてるけど、洗練されたクールさが主役

ビビッド・コントラスト強め
シャープ・スタイリッシュ
雰囲気自信・強さ・セクシー
代表BLACKPINK・aespa

ポップアート

【だいぶん違う】色使いは似てるかも。でも目的は社会批判と皮肉

原色・印刷的
フラット・コミック的
雰囲気批評・アイロニー・大衆性
代表アンディ・ウォーホル

コテコテ系/地雷系

【遠い親戚】かわいいポップから進化した「あえて盛りすぎ」な現代型

黒×ピンク・ダーク系
 過剰・ゴテゴテ
雰囲気ギャップ・儚さ・ダーク
代表地雷系ファッション

一番わかりやすい見分け方としては「明るいか?ダークさがあるか?」などでしょうか? かわいいポップはとにかく全力でポジティブ。影やダーク要素があったら別のテイスト寄りになってくると思います。

Chapter4
世界のKawaii事情 国別レポート

日本発のKawaiiが各国に渡ると、現地の文化と混ざってちょっとずつ変身します。

【日本】
可愛いは正義、生活の一部。文房具・キャラ弁・ネイルアートまで日常に溶け込んでいる。最近はビジネスシーンでも使われ始めた。

【韓国】
カカオフレンズなど独自キャラが誕生。日本のKawaiiにクールさをプラスした「洗練されたかわいさ」が主流に。

【米国】
アニメ・コスプレ文化経由で浸透。ハローキティとブランドのコラボが話題に。最近はY2K(2000年代レトロ)ブームと融合中。

【中国】
国内キャラ(ラッキーキャット系)と融合し「国潮Kawaii」が台頭。ダブルイレブン(11/11)のグッズ市場は巨大。

【フランス】
モード(高級ファッション)との融合が進む。ハイブランドがKawaiiキャラをコラボに起用するケースが増加中。

【台湾】
90年代に日本のサブカルが流入し日本化から始まった「可愛」は、独自に進化。客家花布などが人気の台湾雑貨は、約6,500億円規模に成長。

共通しているのは「かわいさで気持ちが上がる」という感覚。でもその表現は国ごとに全然違うのが面白いところですね。

Chapter5
Kawaiiを愛する人たち!

Kawaiiを愛する人たちって、実は多種多様。タイプ別に紹介します!

原点コレクター

サンリオ、ポケモン、昔からのキャラグッズを愛してやまない。かわいいポップの「古典」を大切にするタイプ。

SNSクリエイター

Instagramやtiktokで自分のかわいいルームやコーデを発信。かわいいをコンテンツとして使いこなすZ世代。

海外ジャパノフィル

アニメ・コスプレ経由でKawaiiに出会った海外ファン。文化ごと愛していて、日本語も勉強中だったりする。

クリエイター・デザイナー

Kawaiiをビジネスや作品に活かしたいと研究するプロ・セミプロ。参考資料として読んでいるかもしれないあなたも!

ストレス逃げ込み型

大人になるほどかわいいものが好きになった派。「癒し」としてKawaiiが機能している。仕事後の推し活タイム最高!

心理学的にも、かわいいものを見ると「守りたい」本能が刺激されて気持ちが穏やかになる効果があるのだそうです。Kawaiiは単なるデザインじゃなくて、感情のビタミン剤なのかも知れません。

あなたはどのKawaii派?

ハローキティ世代も、ゆめかわにはまった世代も、K-POPで知った世代も。 それぞれの「かわいい」には、それぞれのストーリーがあります。

Kawaiiは文化であり、デザインであり、気持ちの言葉です。
どんな形のかわいさも、肯定してくれる —— それがこのテイストの本当のチカラかもしれません。

さあ、あなたの「かわいい」を見つけてみてくださいね!



企画と制作の流れ

制作は リサーチとデザインと実装。リサーチや企画といった 情報を取り扱う工程。 そして、それを元にデザインする工程。デザインしたものを実装する工程。 中でも企画検討といった部分は上流工程と呼ばれ、独立して扱われることもあります。WEBサイトを作る際の思考法やブランディングのために必要なこと。知っておいて欲しい制作の知識や受発注の心得などをまとめました。

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パーソナルブランディング

自分を知り伝え方を整えることは、AI時代を生きる個人やクリエイターにとって必携の技術。 「自分の見せ方」を学ぶことは、自己理解でもあり、未来の選択肢を広げる行動でもあります。 この研究会では、ノウハウを学ぶだけでなく、仲間と一緒に試行錯誤しながら、自分らしいブランディングを育てていきます。

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