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初心者向けGoogleAnalytics解説|最低限見るべき3つの指標

サイトの「今」を正しく読みましょう

サイトを公開したら、次にやるべきことは「計測」です。

でも、Googleアナリティクスを開くと数字や項目が多すぎて、どこを見ればいいかわからない・・・そんな方のために、まず最初に押さえるべき3つの指標だけを、わかりやすく解説しますね。

この記事で学べること

《 指標 》
①ユーザー数 ②エンゲージメント率 ③コンバージョンの読み方

そして3つをまとめて確認できる月次チェック表。

Googleアナリティクスとは?

Googleアナリティクス(GA4)は、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。サイトに専用のコードを設置するだけで、「誰が・いつ・どのページを・どのくらい見たか」を自動的に記録してくれます。

ただし、数値を眺めているだけでは意味がありません。大切なのは「数字を見て、次のアクションに活かすこと」。そのために、まず3つの基本指標を理解することから始めましょう。

《指標1》 ユーザー数|何人来てくれたかをチェック

左メニュー「レポート」→「概要」を開くと、画面上部にユーザー数が表示されます。期間を「先月」などに変更して確認しましょう。

ユーザー数とは

一定期間にサイトを訪れた人の数です。同じ人が複数回訪問しても「1ユーザー」としてカウントされます。


GA4では「ユーザー数」と「セッション数」が別々に表示されます。ユーザー数=人数、セッション数=訪問回数と理解しておけば十分です。

数字の読み方|B2B・B2Cで目安が違う

ビジネスの種類によって必要なアクセス数は異なります。以下を参考に現状を把握してみましょう。

B2B(企業・事業者向け)の目安

~500PV認知がほぼない状態
500~2,000PV機能し始める水準
2,000~5,000PV安定した引き合いが来るゾーン
5,000PV~選ばれる存在として認知される

B2C(一般消費者向け)の目安

~3,000PV売上につながりにくい
3,000~10,000PV購入・予約が出始めるライン
10,000~30,000PV事業が軌道に乗り始める
30,000PV~安定収益が見込めるゾーン

ユーザー数を見るときのポイント

  • 前月・前年同月と比較する・・・1ヶ月だけの数字に一喜一憂しない
  • どこから来たかを確認する・・・「集客」レポートで検索・SNS・直接流入などの内訳を見る
  • 急に増えた/減った場合は原因を探る・・・記事投稿・SNSシェア・季節要因など

【まずやること】先月のユーザー数を確認し、メモしておきましょう。毎月同じ日に記録する習慣をつけると、3ヶ月後に「増えた・減った」が一目でわかるようになります。

《指標1》 エンゲージメント率 |ちゃんと見てくれた人の割合

「レポート」→「エンゲージメント」→「概要」で確認できます。

エンゲージメント率とは

訪問者のうち、サイトをきちんと閲覧した人の割合です。GA4では、以下のいずれかを満たした訪問を「エンゲージメントあり」と定義しています。

  • 10秒以上サイトに滞在した
  • 2ページ以上閲覧した
  • コンバージョンイベント(問い合わせ・購入など)が発生した

旧GA(ユニバーサルアナリティクス)との違い:旧GAでは「直帰率」(1ページだけ見て帰った割合)が使われていました。GA4ではその概念が変わり、「エンゲージメント率=きちんと見てくれた割合」として表示されます。古い解説記事を参考にすると混乱することがあるので注意しましょう。

目安となる数値

  • ブログ・コンテンツ系:55~70%(記事をじっくり読んでもらえる)
  • B2Bサービス・制作会社:50~65%(比較・検討のため複数ページを見る)
  • ECサイト(通販):45~60%(商品ページを複数見る傾向あり)
  • ランディングページ(LP):40~55%(1ページ完結のため低めになりやすい)
  • 全業種の平均目安:50~65%(これを下回る場合は改善の余地あり)

エンゲージメント率が低い場合、ページの読み込みが遅い・コンテンツが期待と違う・スマホ対応が不十分などの可能性があります。

エンゲージメント率が低いときに確認すること

  • ページの表示速度——3秒以上かかる場合は改善が必要
  • コンテンツとタイトルのズレ——検索意図と内容が合っているか
  • スマートフォン表示の確認——レイアウト崩れや文字の読みにくさがないか
  • ページ別の数値確認——特定のページだけ率が低い場合はそのページを重点的に改善

【まずやること】自分のサイトのエンゲージメント率を確認し、50%を下回っているページがないか調べてみましょう。「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」でページ別に確認できます。

《指標3》 コンバージョン|成果につながった

「レポート」→「エンゲージメント」→「コンバージョン」で確認できます。

コンバージョンとは

サイトを訪れたユーザーが、あなたの目標とするアクション(問い合わせ・購入・予約・資料請求など)を実行した件数・割合のことです。

ユーザー数やエンゲージメント率は「サイトの健康状態」を示すものですが、コンバージョンは「サイトが実際にビジネスに貢献しているか」を示す最も重要な指標です。


コンバージョンの種類

B2Bサイトの主なコンバージョン

お問い合わせフォームの送信
電話番号のタップ(スマホ)
資料・見積もりの請求
メルマガ・LINE登録

B2Cサイトの主なコンバージョン

商品の購入完了
予約・申込みの完了
会員登録・アカウント作成
クーポン取得・キャンペーン参加

初期設定のままでは、コンバージョンは自動では計測されません。お問い合わせフォームの完了ページや購入完了ページにイベントを設定する作業が必要です。まだ設定していない方はすぐに対応しましょう。

コンバージョン率(CVR)の目安

コンバージョン率は「コンバージョン数 ÷ セッション数 × 100」で計算します。

B2B(問い合わせ獲得)0.5~2%(質の高いリードが集まれば十分)
B2C・ECサイト(購入)1~3%(業種・商材によって大きく異なる)
LP(ランディングページ)3~5%(高ければ高いほど広告費の効率UP)
飲食・サロン(予約)2~5%(地域密着型は高めになる傾向)

CVRが低い場合、アクセス数を増やすより先に「来た人が問い合わせしやすい導線に改善する」方が費用対効果が高くなります。

【まずやること】コンバージョンの設定が済んでいるか確認しましょう。設定できていない場合は、制作会社またはGA4の設定サポートに相談することをおすすめします。

毎月やってほしい「3指標チェック表」

難しく考える必要はありません。毎月1回、以下の項目を記録するだけでOKです。3ヶ月続けると「先月より増えた/減った」が見えてきて、運用の方向性が判断できるようになります。

チェック項目今月先月前年同月メモ
① ユーザー数(月間)  人  人  人
② エンゲージメント率  %  %  %
③ コンバージョン数  件  件  件
コンバージョン率(CVR)  %  %  %
流入経路① 検索(オーガニック)  %  %  %
流入経路② SNS  %  %  %
流入経路③ 直接(ブックマーク等)  %  %  %
最も見られたページ(1位)
今月の更新・施策のメモ

月初に5~10分で記録するだけで、半年後には「サイトが育っている実感」が持てるようになります。

よくある勘違い 3選

✗ 「アクセスが多ければ成功」は間違い アクセス数が多くても、コンバージョンがゼロでは意味がありません。100人来て0件より、10人来て2件の方がビジネスとしては優れています。大切なのはアクセスの「数」ではなく「質」です。
✗ 「エンゲージメント率が低い=コンテンツが悪い」ではない ページの表示速度・スマホ対応・広告からの不適切な流入など、コンテンツ以外の原因もあります。改善する前に、まず「なぜ低いか」の原因を特定しましょう。
✗ 「毎日チェックしなければいけない」は思い込み 日々の細かい変動に振り回されるより、月1回しっかり確認する方がよほど効果的です。毎月同じタイミングで記録し、月次トレンドを見ることに集中しましょう。

まとめ:3つを押さえるだけで、サイト運用が変わる

ユーザー数どれだけの人がサイトに来たか。B2B・B2Cで必要な数の目安が違う
エンゲージメント率来た人がちゃんと見てくれたか。50%超を目安に
コンバージョン実際に成果(問い合わせ・購入)につながったか。※設定が必要

この3つを毎月記録するだけで、「なんとなく運用する」から「データを見て判断する」サイト運営に変わります。まずは今月の数字を確認することから始めてみてください。

Taniwebでは、アナリティクスの設定・読み方のサポートもご相談いただけます。「設定がわからない」「数字の見方を教えてほしい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

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制作は リサーチとデザインと実装。リサーチや企画といった 情報を取り扱う工程。 そして、それを元にデザインする工程。デザインしたものを実装する工程。 中でも企画検討といった部分は上流工程と呼ばれ、独立して扱われることもあります。WEBサイトを作る際の思考法やブランディングのために必要なこと。知っておいて欲しい制作の知識や受発注の心得などをまとめました。

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