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桃も李も桜も林檎も。アントシアニン七変化。

いただきものの李(すもも)5月の撮影

李(すもも)の漢字は、きへんに子と書きますが、子は果実を意味し、実付きが良い木であることを表現しているのだそうです。

実が沢山成る、つまりは、縁起のよい漢字なのだそうです。

李(すもも)の赤色は、アントシアニン。
林檎の赤色も、アントシアニン。
桜のピンクも、アントシアニン。
ブルーベリーの青も、アントシアニン。

アントシアニンは、pHに反応して、赤から青へ、ダイナミックに変動する色素なんです。

アルカリ性だと青に、酸性だと赤になる性質があり、グラデーションの幅も広いため、色数は百を超えるのではないか?という話です。

植物の色で、赤から青のグラデーションに含まれているなら、ほぼアントシアニン色素が発色していると考えてよいと思います。

桜・梅・木蓮・芥子・コスモス・矢車草・芍薬・桔梗・露草・あじさい・・・等々。

アントシアニンというのは、果実が熟し糖分が増えると作られる色素なのですが、気温が高すぎたり低すぎると、発色が止まってしまうのだそうです。

さすがに30度を超える真夏は、発色するには厳しい環境なんですね・・・ん? あれ?

じゃあ、茄子(なす)の黒は?
アントシアニンじゃないの?って思いません?

ナスの黒色は、確かにアントシアニン系色素ではありますが「ナスニン」という、日光から実を守るために作られる、ナス特有の色素なのだそうです。なんと素晴らしい。

つくづく、色の世界は広くて深いです。

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WEB制作は リサーチとデザインと実装。リサーチや企画といった 情報を取り扱う工程。 そして、それを元にデザインする工程。デザインしたものを実装する工程。 中でも企画検討といった部分は上流工程と呼ばれ、独立して扱われることもあります。WEBサイトを作る際の思考法やブランディングのために必要なこと。知っておいて欲しい制作の知識や受発注の心得などをまとめました。

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