

ずっと一緒にいるお気に入りの本棚です。天井までではありませんが、収納力十分なので、本はここに収まる量だけ持つと決めています。

この本の背表紙のタイトルを目にする度に、掃除しよう、片付けよう、いつも身の回りをすっきりさせようーという気持ちになって、 なんだか体が勝手に動いて掃除していまいます。
皆さん、幼い頃に思い描いていた「理想のインテリア」ってどんなお部屋でしたか?
私が子供の頃「脳内で妄想する素敵なお部屋」には、必ず天井まである本棚が登場していました。書棚に囲まれて、窓際のひだまりで優雅にお茶を飲みながら読書する生活が、少女の頃の私の憧れだったんです。
そんなこんなで、子供の頃から本を(教科書含む)捨てる事ができなくて・・・実家では希望通り(?)本に埋もれて暮らしていました。机とベッド以外はほぼ本棚だったと思います。ただし、部屋が狭かったので書庫の中で暮らしているような状態で、おしゃれでもなんでもありませんでしたけど。
ある日、妹が友達に私を紹介しながら「うちのお姉ちゃんです。活字中毒でちょっと普通の人じゃないけどよろしく」って言ったんです。それで大いに反省しまして。ちゃんとした部屋にしようと思い、本棚の半分以上をブックオフに売りに行きました。
おそらくそれが、私の断捨離の原体験だったと思います。
妹と本を売ったお金でパスタランチを食べに行くつもりだったのですが、実際は600円くらいにしかならなくて(泣)マクドナルドで2人分のポテトを買ったら消えてしまいました。
何度か引っ越しを経験し、荷物は少ない方が身軽でラクだと感じるようになった頃、Amazonで本がいつでも手に入るようになり、Kindleで読めるようになり、「断捨離」という言葉が生まれ、モノを持たない暮らしが流行しました。
流行りに乗って私も、話題の本をいろいろ読みました。
やましたひでこさん著の『断捨離』やこんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』カレン・キングストン著『ガラクタを捨てれば自分が見える』 辰巳 渚 先生の『捨てる技術 (宝島社新書)』などなど。
沢山読んだ片付け本の中で、最も印象に残り私を突き動かしたのが、舛田光洋さん著作の「部屋を見れば、未来がわかる」です。別に汚部屋だった訳じゃないのですが、ワンオペで子育てをしていましたので、家事が行き届かない毎日でしたけど、この本を読んでからは、時間さえあれば、せっせと片付けする毎日。随分、不用品も処分しました。トイレも玄関も毎日掃除するようになりましたし。まさに、私に掃除の習慣を身に付けさせてくれた一冊です。
オンラインサロンでは、断捨離に関するスレッドが立ち上がっていて、友人たちの投稿が私の背中を押してくれました。本当に感謝です。
1年程経った頃、朝起きて突然、なんとなく家の中の空気が変わっているような気がしたんです。清々しいというか。
それと同時に、時間がなかったというよりも、忙しさを言い訳にしている自分と向き合うのが嫌だったのだなと気付いたんです。
掃除していると、見えなかったホコリとか汚れにどんどん気づくようになるんですよね、仏教でも掃除は基本と云いますし、これ程、自分を見つめ直せるものは無いのかもしれません。そういう意味では、本当に部屋は自分の心をよく反映しているなと思います。


